高いライセンスを払うな、作った方が安い
CRMって、ライセンス/サブスクリプション費用ってむちゃくちゃ高いんですよね。
例えば、以下のような感じです。
- SalesforceのSales Cloudは1ライセンス15,000円/月*1
- DynamicsCRMは1ライセンス15,000円/月*2
メジャー2社しか載せていませんが、世の中の価格帯はこんなものです。
他社もいろいろありますが、この辺りのレンジで収まっているか、安いものは案件管理が十分にできない、見込み顧客を取り扱えない、請求書を印刷できないなど本当にCRMか?と疑問が湧くほどに機能が少ないです。
30人利用でいくらかかるか
商用CRMを12,000円/月と仮定します。(なんだかんだで値引きもあるでしょうし)
- 30人 × 12,000円/月 × 12ヶ月 = 432万円
3年利用したら、1,296万円です。
100人で利用したらいくらかかるか
この辺りからボリュームディスカウントのレンジに入ってきます。
商用CRMを10,000円/月と仮定します。(30人の時よりも安い)
- 100人 × 10,000/月 × 12ヶ月 = 1,200万円
3年利用したら、3,600万円です。
1,000人で利用したらいくらかかるか
ボリュームディスカウントの割引率が高くなります。
商用CRMを3,000円/月と仮定します。(100人とかよりも激安)
- 1,000人 × 3,000/月 × 12ヶ月 = 3,600万円
3年利用したら、1億800万円です。
受託開発はいくらかかるのか
例えば、オープンソースのF-RevoCRMをベースにカスタマイズを想定してみます。
- 追加機能1つ
- 業務フローに合わせた画面デザイン変更
30人規模の会社が出す要望ぐらいであれば、内容にもよりますが、100万円〜1000万円ぐらいで収まるでしょう。
F-RevoCRM自体が高機能なCRMのため、カスタマイズ量が少なく済む可能性があります。*3
また、オープンソースのため、ライセンス費用はゼロです。
その代わり保守費用が掛かりますが、30名のライセンス費用に比べれば安いです。
そのため、ちょっと欲張ってカスタマイズ費用払っても、3年間の利用ベースで考えれば全然お得なわけです。