安く買い叩く努力をしても損するだけ
ここ数年、腹が立って仕方がないのが、必要以上に安く買い叩こうとする人たちの存在です。
私も上からの命令で時には反発しながらも協力会社、パートナーの方々に対して、執拗な値引き交渉をしていました。
はっきり言って、これほどの無駄はありません。
クオリティが下がり、結果としてコストが上昇する
買い叩こうとすること自体も時間を消費します。
また、それだけでなくクオリティが下がるというデメリットも持ち合わせています。
特にシステム開発の現場ではコストを下げるとクオリティや納期に影響が出ることが多々あります。
要するに安かろう、悪かろうになります。
クオリティが下がった結果、不具合が多発して納期に間に合わないという悪循環に陥ってしまいます。
そうなると追加で発注をしたりするわけで、結果として高くつくことさえ起きています。
信用がなくなる
いくらお互い勉強のためとか、耳障りの良い言葉を並べたところで、あの会社は安く買い叩く面倒な客だと思われます。
現場メンバーは必死にやってプロジェクトを成功に導こうとしても次からはお断りされることがあります。
そもそも利益率の低い、あるいは赤字が出る会社に良い対応をするわけがありません。
やり過ぎは見えないところでお互いの信用問題に発展しています。
自分たちの商材は高く売ろうとする
そういう人たちに限って、自分たちの商材は1円でも高く売ろうとします。
仕事は綺麗事だけじゃありませんが、いくらなんでもおかしいんじゃないでしょうか。