経済が停滞した時こそ次の準備をするべき
2020年、新型コロナで経済の停滞が本格的に始まりました。
そんな時こそ業務整理やDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現させる絶好の機会ではないでしょうか。
自宅待機して励まし合うのは美しい姿ですが、現実として国や会社に頼りっぱなしで経済を停滞させていいのでしょうか。
自分の頭の中も整理したいので簡単な方法も交えて書いていきたいと思います。
一度は停滞すると思う
そうは言っても、自粛ムード満載の中で何の準備もなく売上に繋がる行動をしてくことは不可能です。
そのため、一度は完全に停滞してしまうことも十分あり得ます。
しかし、この停滞した期間をどう過ごすかで、企業や個人の中で大きな差が付くことは間違いありません。
まずはオフェンスとディフェンスで整理しよう
オフェンス(攻め)とディフェンス(守り)にカテゴライズして考えるきっかけを作ります。
項目 | オフェンス | ディフェンス |
---|---|---|
行動 | 売上に繋がる動き | 仕組みの構築 |
成果 | 売上・利益 | 利益率の向上/顧客の定着 |
これを自社の内容にざっくりマッピングしていきましょう。
例)
項目 | オフェンス | ディフェンス |
---|---|---|
行動 | お客様先に訪問、提案書作成、製造、納品 | Web会議の仕組みの構築、提案書ひな型の見直し、顧客情報の整理、高効率な製造機器の入れ替え、物流の見直し、コールセンター業務の効率化...etc |
成果 | 売上・利益 | 利益率の向上/顧客の定着 |
ディフェンスの内容を分解していく
在宅勤務でオフェンスの内容をやっていくのは厳しい企業が多いと思います。そのため、ディフェンスの内容を分解していきましょう。
項目 | やるべきこと | 期待する成果 |
---|---|---|
Web会議の仕組みの構築 | お客様とのアポイントの方法の見直し、Web会議システム導入・・・ | 訪問しなくても営業ができる |
提案書ひな型の見直し | 勝ちパターン、負けパターンの抽出、資料の修正・・・ | 誰もが手を掛けずにお客様に刺さる提案書が作成できる |
顧客情報の整理 | 現在持っている顧客情報を集める、CRMを導入する・・・ | 部門間で同じ顧客情報を参照して商談、サポート、運送等が一元管理できる |
高効率な製造機器の入れ替え | 機器選定、導入・・・ | 生産数が増える、生産に関わる人数が減る |
物流の見直し | 配送経路の確認、配送業者の見直し・・・ | 短期間で配送できる、低コストで配送できる |
コールセンター業務の効率化 | 受電から解決までの時間の計測、CTIとCRMの連動、基幹情報とCRM/CTIの連動・・・ | 受電から解決までの時間を短縮する、一人あたりのアウトバウンドコール数が増える |
... | ... | ... |
このような形で次々と内容を分解していきます。
それぞれをどんどん分解することで具体的な内容になっていきます。また、期待する成果が売上利益に繋がるように気を付けてください。
具体的になったら次のステップに進みます。
最も効果が高いものに取り組む
売上利益で考えれば、どれが最も効果が高いのかおおよそ検討が付くと思います。
また、普段から考えていることもあると思うので、それを実行するチャンスが来たと考えるのが妥当です。
顧客管理が疎かな企業が多すぎる!
上記のような話をしましたが、個人的には業種・業態に関わらず顧客管理は必須です。
それにも関わらずCRMを導入していない企業、あるいは高価なSFAやCRMを導入して使いこなせていない企業があまりにも多いと思います。
これを期にCRM導入、あるいはコストダウンのためにSFAやCRMを入れ替えたらいかがでしょうか。
とりあえず、20人~30人以上の従業員がいれば以下のシステムを入れておけば良いと思います。SFA/CRMの大手と比較して安いが、基本機能は変わらないので大きく外すことはないです。
こんな時なので頭の中を整理するとともに宣伝でした。
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